「どうして彼女は僕を振ったんでしょう。」
なんだか深夜ラジオのお便りコーナーみたいな相談を受けることが多いこの頃です。
その内、細木数子や江原さんみたいになれるんじゃないか。
さて、今日は嫌いな恋愛トピック。
とは言うものの、実はライターとして「自己啓発的な視点から恋愛を見る」ような記事を寄稿したことがあります。そういう人間心理みたいな部分では恋愛話は悪くないと思います。
「他人の振り見て我が振り直せ」ってね。
まあ「他人の不幸は蜜の味」ですし？
今どきに言えばメシウマってやつです。
とは言うものの、（自己啓発という言葉は嫌いですが）、失恋だとか復縁みたいなのを経験している人を見ると下手な自己啓発書より学べることが多くあるように思えます。
良薬口に苦し。
僕なんかはポジティブシンキングで自らを過大評価することが生き甲斐なので、少しはみなさんの背中を押してあげれるかもしれません。
転んでもただでは起きぬよう欲深く生きましょう。
「こんなに尽くしたのに別れたのはなんで？」だと？笑
上手くいくと思っていたあの人と別れてしまった。
自分はなんでもしてきてあげたのに、どうして…
そんなことを別れてから考えてしまっているあなた。
そこのところをもう一度見つめ直してみましょうよ。
一度はお互い好きになって付き合うことになった訳ですから、
別れることになったのは何かしらの原因があるはずですからね！
ちょっとその原因について考えてみましょうか。
求める恋？、与える恋？
さて、ここで質問です。
あなたの恋愛はどちらでしたか？
求める恋？
それとも…
与える恋？
あるいは、どちらが大事だと考えますか？？
…
「そんなの、もちろん「与える恋だよ！」」
そう考える方はご立派だと思います。。
・求める恋…
私だけを見て欲しい、優しくしてほしい、話を聞いて欲しいなど「して欲しい」と思う恋・与える恋…
助けてあげたい、喜ばせたい、癒したいなど「してあげたい」と思う恋
よく考えて下さいね。。
ほんとうに今一度、よく考えてみて下さいね？
ちがうんですよ、ホントは「両方の恋」をしてきているハズなんです！
なのに、いつのまにかどちらかの恋しかしていない気になっているだけなんです。
別れの原因は「求める恋」と「与える恋」のバランスの崩れ！
「求める恋」・「与える恋」は、いわば２つでひとつ、表裏一体の関係です。
「求める恋」がダメだとか、「与える恋」がいいとかそんなことはないんですよ。
大切なのはそのバランス。
物理の法則に「エネルギー保存の法則」ってありますよね？
エネルギーが違うエネルギーに変化しても、結局エネルギーの総量は変わらないというアレ。
それと「恋愛」も一緒なんです。
付き合いたての頃は、好きになった側が相手にもっと好きになってほしくて「与える恋」をしていたかもしれない。
でもやがて慣れてくるうちに「求める恋」の比重が高まったり…
お互いが「求める恋」になってぶつかり合ったり…
恋愛エネルギーみたいなのがあるとして、２人で１００持ってたとします。
そのたった１００を奪い合うことになるんです。
じゃあどうしたらいいか。
ひとつは、その１００をうまくバランスをとってお互いに調整する。
もしくは
二人で１００ではなく、２００でも５００でも持てるようにするという手があります。
別れたあとに自分磨きが必要なのはまさしくコレなんですよ！
だから２人が次のステージにいかない限り、復縁はあり得ない訳です。。
さだまさしの「恋愛症候群」から学べ！
さだまさしの曲の中に「恋愛症候群」という曲があります。
この曲は
「恋と呼ばれる一過性の発情症候群に於ける その発病及び傾向と対策について考える」
なんていう歌詞で始まる、血液型別の恋愛の特徴を滑稽に歌ういわば「ネタ曲」です。
でもこの曲をさっきの「求める恋」「与える恋」の話を念頭に見てみると、
とても考えさせる曲なんです。
別れたばかりや復縁を考えているひとには是非聞いて欲しい一曲です。
〜以下、一部抜粋〜
相手には自分の良い所ばかり見せたくなるものであるし 相手の欠点には気づいても気づかずにいられるし
食べ物 着るもの 見るもの 聴くもの すべて好みが合うと思うし 毎日が二人の記念日になる
処が一年二年とたつうち見えてくるんですよ 恋とは誤解と錯覚との闘い
そのうちなんだかお互い知らない人に思えてきて 次第に疲れて 会っても無口になる
恋は必ず消えてゆくと誰もが言うけれど ふた通りの消え方があると思う
ひとつは心が枯れてゆくこと そしてもうひとつは 愛というものに形を変えること
相手に求め続けてゆくものが恋 奪うのが恋 与え続けてゆくものが愛 変わらぬ愛
だから ありったけの思いをあなたに投げ続けられたら それだけでいい
