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ビジネス

新社会人必見?会社で使われるビジネス用語•オトナ語のまとめ〜マナーより先に学べ!その①

2014年11月2日


社会に出ると様々な「オトナ語」が存在しますよね。

知らなきゃ意味不明な言葉や、日本語なのに分からないといった事態によく出くわします。
特に新人のみなさんは要注意。知ったかぶりや二つ返事してしまい困った経験がある人もいるのでは…?

「なるはやでペラいちの資料よろしく!あとで俺のとがっちゃんこするから。あ、数字は丸めといてね。」

 

なーんて言葉が社内では飛び交います。

新社会人が円滑にコミュニケーションを取れるように、マナーより先に学ぶべくとまとめてみました。
既にこうした「カイシャ語」をマスターしているオトナの皆様は「あー、あるある」と納得してもらえればと思います。

オトナ語の謎。 (新潮文庫)という糸井重里監修の本がございますが、私testaroは高校生の頃に読みました。
これはまさしくこうした実用的な会社で使われる「言語」を面白おかしくまとめた本です。

その数年後、自分が勤め人となった時、かわらずそれらの言葉が使われていて衝撃を受けたものでした。

さて、今回はそんなシリーズの第一回ということで、日本人らしい用語シリーズです。
どこか古くさくもあり、パターンとしては略語だったり繰り返し語あるいは、オノマトペ(擬音語)などが多いのが印象ですね。

基本編

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•まえびろ
前もって。
スーツを指す「背広」とは全く関係ない。
「前広」「マエビロ」など表記の仕方は不明であり、また各自が持つイメージもあるため、メールでの使用は困難。

「その件は前広にご相談頂ければ、なにかと対応出来るかと思いますので」

•まえかぶ
株式会社○○→まえかぶ
○○株式会社→あとかぶ

「領収書ください、○○商事で。」
「かしこまりました、マエカブですか?」

•だいとり
代表取締役の略。取締役社長との比較

•なるはや
早急にの意味。なるべくはやくの略。
類語→ASAP

•ペラいち
A4一枚で、の意味。「ほんとはたくさん用意した方が良いけど、まあ1枚でも良いから」というニュアンスも暗に含まれる。
「お客さんに持ってく参考資料用意しといて、あ、ペラいちでいいから!」

•午後イチ
午後一番の意。具体的に何時を指すのかは会社や部署によってローカルルールがある。

•架電の件
「先程お電話で伝えた件ですが」をそれっぽく言い回した用語。
あたかもビジネス用語風ではあるが、架電なんて言葉は辞書にも存在しない。

•什器
机やキャビネットなどの家具を指す。
知らない人は什器搬入という言葉を聞くと、「ジュウキハンニュウ…?」となってしまう。
あるいは、読めない。

•ぽんち絵
資料などに差し込む図やグラフなどで比較的簡単なものを言う。
若い女性社員に多用するのは良くないとのこと。

•丸める
数字の端数を処理すること。平たく言えば四捨五入。数字を見やすくする意図もある。
ただどの桁から丸めるかは人ぞれぞれの感覚なので「この資料の数字丸めといて」と言われたら桁数を聞いておこう。

「この10,899人ってわかりにくいから丸めといて」

•直帰
外出先から用事を済ませたら、会社には戻らずそのまま帰ります。の意味。
横文字にすると「ノーリターン」
直帰の理由は様々推測される。(私用、飲み会、接待、サボr…)

決して「え、直帰って…帰って来れるやん!」などとは思っても口にしてはいけない。

•直行
直帰が帰社しない意味だが、直行は出社時に会社に寄らず、自宅から直接取引先へ向かうことなどを言う。
飲み会で遅かった翌日にホワイトボードに「直行」と書いてあったからといって疑ってはいけない。
新人君は、直行する場合は前日までにその旨を伝えておく方が吉。
朝早めのアポイントを取る際に、いつもより家を遅く出られて、かつ定時後に会社から向かったのでは間に合わないという時間にアポイントを取り、直行するのが上級者のワザ。その場合、「朝からご苦労様」となることも。

•直行直帰
直行と直帰の組合わさった最強の必殺ワザ。
新人が使えることはまずない。
「直行直帰でも仕方ないな」周りを納得させることが必要であるため、幾多の修羅場をくぐり抜けたオトナにしか使えない。
また、オトナの事情も汲み取らないといけないこともある。

少し時代を感じてしまう用語編

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•まっかっか
決算、予算などが原価割れして大赤字な様子を表した語。
また、新人の資料が上司にチェックバックされることを「赤を入れる」というが、
その数があまりに多いと、赤い修正跡だらけなため「まっかっか」と揶揄されることもある。

•握る
非公式に内諾を得ること。根回しに近い。

「契約書はまだですが、先方の部長と1,200万での売買で握ってます!」

•行って来い
支出とほぼ同額の収入が帰ってくること。形式上経理処理をしている時などに使われる。
向こうに行って、また来るというイメージ。プラスマイナスゼロ。

•へちま
なにを思ったか知らないが、ある年齢より上の人間はなにかにつけこの野菜の名前を入れる。
「だってもへちまもない!」というお母さんの説教用語の用法は会社では使われない。

「予算だ、経費だ、へちまだとかうるさいやつだ!」

•仁義を切る
任侠映画のように指を詰めてオトシマエをつけること。
ではなく、何かを行う際に、関係者や関係部署に一報を入れたり挨拶などをしておくこと。
「仁義を切る」ことをうっかり怠ると、最悪の場合「あいつは恩知らずだ」、「あの会社は礼儀も知らない」などと悪評を呼ぶ恐れもある。

「これは○○部にも話及ぶかもだから、あっちの部長にも仁義を切っといてよ」

•ロハ
タダ、無料の意味。漢字のタダ「只」を「ロ」と「ハ」に分解して読んだもの。

「この案件、ロハでよろしくね。」

•ガラガラポン
色々紆余曲折したものの、一度白紙に戻してゼロに戻そうという意味。

•がっちゃんこ
あとで他の案や資料と組み合わせること。

「各自でタスクを洗い出ししておいて、次回の会議でがっちゃんこしよう」

•いまいま
「今」よりもより「まさに今」な状態•状況を表したい時に使う。ジャスト感が欲しい時など。
また、場合によっては「今はこうだが、この先変わることが有る」という責任逃れや言い訳も暗に含む。

「その件に関しては、今々では上手く行っておりますが…。」
「〜というのが今々の状況でございます。」

•きんきん
「近々」と書き「ちかぢか」ではなく「キンキン」と読むことでより切迫感や緊急感を表す。

•あらあら
詳細ではなく大ざっぱな様。また、そのように仕上げること。

•無理無理
大変に無理なことを、それを承知の上で、無理を通すこと。

「このスケジュールお尻決まってるんで無理無理やるしかないんです。」

後記

いかがだったでしょうか。
ぱっと列挙しただけでもこんなにございました。

このように微妙なニュアンスの上に成り立っているんですね。
次回は「別に日本語でいいんじゃない?横文字シリーズ」をお届けしようかと思います

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