こんにちはtestaroです。
今日もかき氷のお店のお話を。
今日のお店は「浅草浪花家」
あのたい焼きで有名な浪花家です。
浅草浪花家さんは、明治42年創業の「元祖たいやき麻布十番浪花家総本店」から、2010年にのれん分けして開店されました。
たい焼きに使用されるあずき。
浅草浪花家さんでは、北海道十勝産の小豆を銅のお釜で8時間じっくり炊き、手で練り上げ、豆のうまみを最大限に引き出しています！
この「あずき」をたい焼きのみならず、甘味やかき氷にふんだんに使っております！
「一丁焼き」と呼ばれる昔ながらの手法で作っているたいやきは絶品です。
（一丁焼きについてはこちらの記事を http://www.mstp.info/tet/cafe/ice/namihei/ ）
※2014年のかき氷は11月末で終了です！
浅草浪花家の場所はここ！
つくばエクスプレス浅草駅から、徒歩1分。
地下鉄や東武「浅草駅」からは浅草寺を挟んで、徒歩10分程。
浅草ビューホテルの通り向かいにございます。
浅草駅を降り、雷門をくぐり仲見世を抜けていきます。。
ライトアップされた浅草寺を横目に…
浅草寺を抜け、合羽橋方面へ向かいます。
花やしきを通り過ぎると、大通りに出て、公園六区という交差点にぶつかります。
（この通り、軒の高さのラインが統一されていてキレイですねえ。きっと後から増設したんでしょうね）
すると、浅草ビューホテルの通り向かい側にお店がございます。
11月の日曜の18時過ぎとあってか今日は並んでいません。。
きちんとかき氷の看板も出ていますね。
お店の様子
店内の席数は６〜７席程。
たい焼きをイートインで頂く場合は、お茶とセットでの利用となります。
土壁風の壁紙や黒御簾を目隠しに使用したり、全体的に和風要素をちりばめた小綺麗な内装。
恐らく、配管などが通っていて吹かし壁にしているのであろうデットスペースの壁面も、
紋をあしらった模様の壁紙で小洒落ています。
写真左手の、円形に4つ縦に並んでいる部分が隠し扉になっており、中がお手洗いになります。空間を広く見せるよう上手く設計されています。
たい焼きはもちろん持ち帰りが出来、このように…
外から買うことが出来ます。
（しっかりと一丁焼きですね。）
この日も、帰りがけに寄ったであろう方が多く買って帰られていました。
「あー、たい焼きやさんとしてきちんと根付いているんだな」とほっこりしました。
テーブルにちょっとした気づかいが！
各テーブルのちょうど肩くらいの高さの所の壁にこのようなプレートが…
実はこれ、このように…
フックになっており、小物やカバン等をかけることが出来ます！
これは嬉しい！
たい焼きとメニュー
たい焼きの上のたい焼き
こちらがたい焼き！
今写真でこう見てもおいしそうですねえ。
ふっくらしていて、表面はパリッとしているのがよく分かります。。
一丁焼きスバラシイ。
そしてかわいらしいのが…
たい焼き形のざるの上にたい焼きが！
遊び心なんですかねえ。
くすっとしてしまいます。
ところで、たい焼きってどっちから食べるのが正解なんですかね。笑
あたま？ それとも 尾っぽ？
連れがいれば、猫舌の私は真っ先に、「あんが詰まっているであろう頭の方」を連れに託すのですが、一人となると話はべつ…
ううむ…としばらくにらめあうtestaroでしたが、
はふはふしながら、いただきます。頭から！笑
中にはあんがぎっしりつまっております。
あずき、というか豆の旨味が…「豆感」的なのがようわかるお味。
メニュー
かき氷を始め、たい焼き以外のメニューも充実しております。
- たい焼き
- たい焼きセット
- 甘味（あんみつ、ぜんざい等）
- 軽食（焼きそば、うどん、いそべもち等）
- かき氷
私もなんどか食事頂いておりますが、焼うどんなど家庭的な味でとってもおいしゅうございます。
そしてかき氷メニューはこちら！
４種のベリーとヨーグルトが無い！笑
無いとなると気になってしまいます…
秋ということもあって秋めかしいラインナップ！
季節に合わせた自家製シロップのかき氷を提供しているのが魅力でもあり、すぐに終了してしまうから要注意でもあります。
「かぼちゃ」に「おいも」に「くり」って…
どれも美味しそうじゃないですか…
しかし、かぼちゃもおいもも頂いたことがあるのでこの日は「くり」に初挑戦致しました。
浅草浪花屋のかき氷
「くり」です。
もはやなんでしょうこれ、シロップというよりはソースですね。
トロッとしてべったりと乗っかるソースはとても重たい！
厚みもすごい。
もうこの時点で和栗の良い香りが…
お味はまさに栗をそのまんまペーストしたんじゃないかと思えるお味。
甘さも控えめで栗の果肉感が舌に伝わってきます。。
細かく刻んだマロングラッセとくるみの食感も良いアクセントになってるんですよね。
こちらが名物の「あさやけ」
無糖の練乳、自家製のいちご蜜、そして餡子の組み合わせ。
いちご蜜は濃厚で甘み•酸味ともバランスがいい。ミルクとの相性抜群です。
で、こちらが「きなこ」
黒蜜の美味しさときなこのバランスがよいです。
意外と「きなこ」ってないんですよね。これだけスタンダードっぽい味をしていながら…
あとがき
たい焼きだけっていうお客さんが多くいて安心しました。
お客さんが来たかなーと思うと、たい焼きを買ってつまみながら帰る方が結構見受けられます。
かき氷ブームの昨今。
かき氷専門店を開業する方が増えてきました。
一方で、かき氷もやられている、というお店もあります。
そんな店の中では、本業（今回で言うたい焼き）よりかき氷がメインになってしまってる店もたくさんあるんですね。
それが良いとか悪いとかは別に無いんですが、やっぱり本業もしっかりやられているのを見るとなんだか、いいなあと思うんですよ。
（明石焼きの「みなとや」に行っても同じこと感じました。→コチラ）
しかも自転車で買いに来ているお客さんもいたり。
やっぱり「下町情緒」なんですかね。
またご主人も、お客さんが「地元の人なのか否か」を瞬時に嗅ぎ分けていらして…
これが「下町商人」のあきんどの眼力なのかと感服しました。
11月でかき氷終了なんで、今年はもう行かないかもですが、2015年も通いたいお店です。
『浅草浪花家』
東京都台東区浅草2-12-4
03-3842-0988
10:00～19:00（たい焼き受取りは20:00マデ)
不定休
駐車場無し
http://a-naniwaya.com/index.html
