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ブレイクスルーを起こせば、人生ごぼう抜き

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ビジネス

目標の立て方ーSMART(スマート)に目標設定をする方法!

2014年10月5日



(c) .foto project

こんにちは。

このブログでもぼちぼちビジネススキル的なネタも提供していこうかなと思います。

というのも、ビジネススキルって別にビジネスに限らずに役に立つものなんですよね。
ビジネススキルと言っても、そんな肩肘張るもんでもなく、毛嫌いしたり白い目で見る必要もありません。

一方で、会社で働いていたり、何かしらビジネスに携わる人は、ビジネススキル的なものを軽んじてはいけません。

まあ私自身も、うさんくさく感じていたり机上の空論的に思ったりもしていましたからその気持ちはわかりますが。

ビジネススキルはビジネスに使うもんだ、とか頭の固い考えは捨てて、クリエイティブな仕事に応用してみたり柔軟に、有機的に使えばいいんでないかと思ってます。

さて、今日は「目標の立て方」について話したいと思います。
よく言われるSMARTな「目標設定の仕方」について。(SMARTについては次の記事で)

今後この話題については何度も触れていきたいと思いますが、僕は、目標設定と計画さえきちんと出来ていれば叶わない夢は基本的にないと思ってます。

「人が想像できるものは、必ず実現出来る」

一昔前に鹿島建設のCMにも使われていたジュール•ヴェルヌの格言ですがまさにその通りですね。

まあ、何かしら頭に浮かんだらそれはもう実現可能なことだと。
つまり将来の夢だとかやりたいことなんてのは、十分達成できるもんなんですよ。
(裏を返せば、土台無理な話は思いつきすらしないと。笑)

「夢」を具体的な「目標」に変える、ただそれだけです。

なぜ大事なのか〜目標設定とはGoalを設定すること

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前置きが長くなりましたが、目標設定とはすなわちゴール(Goal)を設定することです。

これ、当たり前なこと言ってますけど、ものすごい大事なトコです。

目標だとかゴールだとか言うとなんか痒いってひとは、
「目標を立てることは旅行の計画と一緒」だと思って下さい。

旅行に行く時はまず目的地を決めますよね。

で、そこにいついつに行くから、何時にここを出て、最短で行けるこの交通手段を使って…
と考えていく訳です。
目的地が決まっているからこそ、それまでの行程が立てられますよね。

これが、自分探しの旅とかだったらどうでしょう?
ただの放浪になりますよね。

目標(目的地)があって初めて、計画(行程)が組めるわけである、と。

つまり、Goalが無ければ何もできないのと同義と言えます。

次に重要なのが、「目標を達成した時」の「具体的なイメージを持つ」ことです。
目的地に着いたらどうなるのか、何をするのかという具合でしょうか。

なぜならば、それによって事前の準備や行程、更にはモチベーションが変わりうるからです。

例えば、「八ヶ岳にスキーに行く」のと「八ヶ岳に登山に行く」のではまるっきり準備が違ってきますよね。
あるいは、「夕朝食付きバスツアー」か「素泊まり」なのかで事前に知りたい情報の質や量も変わります。

これを目標設定で考えてみます。
多くの女性の目標に「痩せたい」という目標があるかと思います。

しかし
「痩せたい」→「だからダイエットする」というのは目標設定としてよくありません。

具体的なイメージが出来てませんよね。一方で、

「きれいな自分になりたい」→「その為に痩せる必要がある」→「ヨガで健康的にダイエットする」
だとどうでしょうか。
すんなりきませんか?何よりモチベーションがわいてきますよね。

「きれいな自分」という具体的なイメージを持ったからこそ、ただ痩せるという手段ではなく
ヨガで健康的に痩せるという発想が出てくるんです。

じゃなけりゃ、断食でもなんでもして痩せればいいわけですからね。
「痩せたい」という目標を立ててしまった場合はそういう状態に陥るわけです。

以上、目標とはGOALを設定することであり、そのGOALを具体的にイメージすることが大事だというお話でした。

前回の記事では。目標設定とはGoalを設定することであり、旅行の計画を立てるのと類似しているという話をしました。
更には、そのGoal(目標を達成した時)の具体的なイメージを持つことが大事だという話もしました。

さて、今日はその目標を立てる際に役立つ「SMARTの法則」について書いていきたいと思います。

会社での人事考課の際、ダイエットを決意した際、
「今年はがんばって痩せるー」とか
「がんばってなんとかする」
目標を立ててしまっていませんか?

で、結局達成できずじまいと…

いつも達成できないのは、実は目標の立て方が悪いからなんですね。
それで目標の立て方が悪いと結果もついてこないという悪循環…

そう、「目標の立て方」ってのも工夫が必要。
ということで、目標の立て方の指針として有名な「SMARTの法則」というものを紹介します。

SMARTとは

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•Specific-テーマは具体的か

目標を具体的に持つことは絶対です。スローガンではありませんから。
5W1Hを使うと考えやすいかもしれませんね。
(悪い例)英語を頑張る。
(良い例)TOIEC800点越えの為に一日15単語ずつ覚え、3ヶ月後までに模試の点を30%増。

「頑張る」ってのは非常に漠然としてますよね。
また、英語と一口に言っても会話なのかTOEICの点数なのか明確にしておかないといけません。

•Measurable―測定可能か
目標は達成度合いを測れるようにしましょう。それも客観的に。
ポイントは「数値化」してしまうことです。
(悪い例)積極的にコミュニケーションをとる。
(良い例)3人以上に自分から挨拶をし、一日2回上司に報告を行う。

でないと、達成度合いが分からず主観的になってしまい、モチベーションの低下につながります。
先程のTOEICの例であれば、何点upという目標を立てれば達成出来たのか否かは誰の目にも明らかですよね。

この「数値化」を上手くつかえば、たとえば
「部屋を散らかさない」という目標も
「出ている物は3つまでを維持」と置き換えてしまえば立派な目標になります。
•Achievable―達成可能か
非現実的な夢物語すぎると達成出来ない、
一方であまりに簡単な目標でも良くない。と一般的に言われています。

が、夢を壮大に持つことはおおいに結構なので、
「物理的に不可能」とかそういった意味合いで考えた方がいいと思います。
(悪い例、身長を15センチ伸ばす。など)

•Realistic、Result-oriented 現実的か、成果にもとづいているか
この「R」を何の頭文字と捉えるかは解釈が分かれています。
ここでは上の2つの意味を取ってみます。

「現実的か」というのは先程の「身長15センチ伸ばす」の例と同じと思って頂いて構いません。

「成果にもとづいているか」というのは、達成したい成果を元に、目標を立てるべきということです。
目標を達成した時に得る「成果」は、果たして自分の欲しいものなのかどうか。

「TOEIC800点」取りたくないのに一日単語15個とかする必要はありませんよね。
そうした視点を持って目標を立てましょう
•Time-bound―期限が明確か

ずばりタイムリミットを設けることです。
まず第一に、期限を設けないとずるずると後回しにされてしまいます。
仕事の納期と一緒で、締切があってやらざるを得ない状況に持ち込むのです。
不思議なもので、「いつまで」と思うだけで、自分を律しようという意識が少し芽生えます。

第二に、進捗が見やすくなり、計画の見直しが出来ます。
明確な期限があるので、タスク•ノルマが消化出来そうかが分かりやすくなりますよね。
もしまずそうなら、お尻の期限ありきで軌道修正すれば問題有りません。

絵に描いた餅にならぬよう

以上が「SMARTの法則」の解説でした。
自分の立てる目標が絵に描いた餅にならぬようSMARTを指針に立てることをオススメします。

それをまた、PDCAサイクルを使って遂行していくと。
直感的にそういうことが出来ないひとは、こうしたモデルに頼ってみる方がいいと思います。

目標って、理想の自分(未来)と現実(今)の自分のギャップを埋める行為だと思うんですね。
で、その過程が計画であると。日々のタスクという目標までの階段を作ることで確実に夢は叶うのでは無いでしょうか。

「過去の自分があって今の自分がある」という考えも大切かもしれませんが、
「時間は未来から今に向かってやってきて、過去に流れる」という感覚でいるほうがすてきな人生を送れると思います。


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