再春館製薬ドモホルンリンクルの「パッケージデザインに感動した」お話

再春館製薬ーCMでおなじみのドモホルンリンクルのパッケージ装丁が良いっていうんで
実家の母が、個別で追加注文していたようでしたので勝手ながら「開封の儀」を致しました。

パッケージ・梱包状態というのはとても大事なポイントで、私自身何かをお送りする際は
かなり心がけているトコロです。

Apple製品なんかもそうですが、そこに魅力を感じる人がいるくらいで、
パッケージデザインでファンになるひとは多くいます。

結論から言えば、スタイリッシュというよりは、ぬくもりや真心を感じさせる日本企業らしいスタンスをかいま見た体験でございました。

箱の様子と開封…

箱は、清涼感あるシンプルなデザインです。

昨日の夕方に頼んだみたいですが、半日で届くという配送時間もgoodですね。
もうなくなってしまったってなってから注文するマダムも多いでしょうから。

箱の中味はこんな感じです。
緩衝剤がキレイに入れこまれていて、丁寧な梱包です。

箱のフタ部にはDMなどの同封物が。。

そして、こちらが当の化粧品。
今回注文したのが、保湿液と保護乳液と２点だけでしたが、きちんとした大きめな箱で送ってきてくれるんですね。

銀色なのがまたちょっと高級感あって良いです。

中味も開けてみます…

さて、では中味は開封していきましょう。。

真空状態のシルバーの袋にビンが入っているようです。。

僕はこれを見たとき

「え？もしかして詰め替え用かよ！」

と思ってしまうくらい、中のビンの存在が無く、洗剤とかのビニール詰めの詰替用と同じような感じかと思いました…笑

はい、中にちゃんと入っていました。
台紙でパッケージしてあるんですね。

 

…

 

おや？

中になにやら筒状のものが…！

（なんとなく水筒にも見える…）

いや、まさかね…と、ドキドキと鼓動が…

おぉー、こんなもんが出て参りました。。

え、なにこの真心込めてハンカチに包み込んでいる感じは…

いやいやー、まさかね、この中にね、化粧瓶が入っているわけ…。

いそいそと風呂敷を拡げていきます…

だって、もしこんなか入ってたらこれ丁寧過ぎでしょ！

でーん！

えー！！まじかよ！

ってことで中からひょっこり化粧ビンが出て参りました。。

いやー、僕ね、ものすごく「自分だけ特別扱いしてもらってる」って気分に陥りました。

自分で買った訳ではないというのにね。笑

感動しましたよ。
mac製品とかのシンプルな梱包もスタイリッシュで「かっこいいなぁ〜」と毎度思いますが、今回のドモホルンリンクルはもっとこう、「愛情や真心がこもっていてジ〜ンとくる」感動。

洗練されたラグジュアリーホテルというよりは、老舗高級旅館といったトコロでしょうか。

いや、

ラグジュアリーホテルとか高級旅館とかそういうハード面というよりは、旅館の女将さんの丁寧なお気遣いを頂いたときの感動に近いです！

あ、これが世間で話題の「おもてなし」とやらなのかなぁと思いました。

おまけ

さきほどの台紙のほうですが…

これですね。
これも中を覗くと…おやおや？

中になんか書いてあります。。
ミシン目がついていたので、開いてみると…

中に説明書きが書いてございました。。
これはたしかに嬉しいですねえ。

マニュアルとかにして、１冊の冊子としてまとめられていると、その中から今から使う化粧品のページを探すの面倒ですしね。
下手したら、いちいち見ません。。

それにこうすることで、バラ買いにも対応出来ますし、冊子をそれぞれにつけたとしても、邪魔臭いですしスマートじゃないですもんね。台紙に書いておくコトでゴミも一つ減って、しかもかえって読みたくなる仕掛けにもなっているんじゃないでしょうか。

で、こちらは、箱のフタのトコロに差し込んであったもの。。
DMかと思ったら、こんな「使いはじめの日シール」でした。。

僕は化粧品業界のコトはよくわからないんですが、これはどこのメーカーさんもやっているんですかね？

個人的には「カユいところに手が届くサービス」だなあと思います。

コンタクトあるじゃないですか？
僕２週間のやつ使っているんですけど、いつもわからなくなるんでこれがあったら嬉しいなあなんて思いました。。

（って言ってもコンタクトの場合どこに貼れば…。コンタクトのケースか…）

終わりに

僕は、クラシック業界で運営のアドバイザー的なことをしていたりするんですが、こういうトコロは見習って欲しいと思います。
ただの購買・消費という行為がプレミアムな「体験」に変わる訳です。

例えば、チケットを招待状のようにお送りするとか、さほどコストをかけずに出来ることはあるはずです。

ホテルなどのホスピタリティ・サービスからも学ぶところはあります。

どうせならいい気分で使って欲しいですしね。

思いのほか、「いい体験」が出来てほっこりしたというお話でした。。