譜面が書きやすいペンはないのか。
このご時世になって、楽譜を書くのに「鉛筆と消しゴム」っていかがなものか。
そりゃあ、最新のMacbookと鉛筆の両刀使いの私でも、楽譜は修正が多いので鉛筆使うのはやや気が引けるんですよね。
んー、といってもシベリウスとかでPC入力するのもイメージ違うし、フリクションもちょっと違う…(そりゃ消せるのはものすごく便利なんだけど。。)
書くの疲れないのは万年筆なんだけど、音符はちょっと書きにくいしなぁ…。
そんなときに見つけた代物がコチラ!
たしかに言われてみれば納得。
そりゃカリグラフィーペンなら書きやすいよな。。
カリグラフィーペンって??
カリグラフィーはご存知でしょうかね?
超乱暴にいえば、書道なんでしょうかね。行書・楷書みたいな。
僕がいつもパッと思いつくのがコレ…笑
このニューヨークタイムスのロゴ。
こんなやつがカリグラフィーだと思ってます。
とめ・はね・はらいのように、様々な太さが入り交じることで美しく見えるという。
で、カリグラフィーペンってのはそれが簡単にできちゃうペンです。
縦・横書くとき太さがかわるんでね。
横線が太く書けて縦棒が細くなるので、音符書くのには向いているんですよねー。
カリグラフィーについてはジョブズが潜り込んだ授業でその美しさに魅了されたという逸話は有名なので知っている方もいるんじゃないでしょうか。
それがマックのフォントの美しさに繋がったという。
・Connecting Dots
(“点と点はつながる”と信じて、今の点を選択せよ)
・Stay hungry, Stay foolish
という名言が出たスタンフォード大学の卒業式でジョブズが例に出したのがこのカリグラフィーです。
僕の高校はなかなかイケていて、このスピーチを英語の題材として1ヶ月くらいかけて取り上げてましてね。全文覚えさせる勢いで。
まだまだappleがここまで再興してないときです。
ipodシャッフルが出るか出ないかの頃の話です。
なのに学校のPCもmac仕様でずいぶんとお世話になったものでした。
ということでシェーファーのカリグラフィーペンを購入してみました。
Amazonで1,300円程度でシェーファーのカリグラフィーペンは購入できます。
意外とお手頃価格なんですよね。
にしても、値段相応のパッケージング。
開けるとこんな感じ。
カートリッジ式なのですが、カートリッジが2個入っているのはうれしいですねー。
インク窓からインクの残量もチェックすることが出来ます。
でもなんとなくクラシカルで品のあるデザインでわりと好みです。
黄色なんでいうビビッドな色なのに、とても馴染んでいるのが不思議です。
ペン先はこんなようになっています。
先端がやや平坦になっているのがわかりますでしょうか?
ここにインクが垂れてきて、金属板に沿って垂れるので太めな線になる、と。
万年筆とくらべてみるとペン先の太さの違いがわかりやすいのではないでしょうか??