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ステッドラーの木目万年筆リグヌムをレビューしましょかね。


先日職場で素敵ないただきものをしましてですね。

それがSTAEDTLER(ステッドラー)の万年筆

悪筆でうならす僕ですが、筆記具は好きなんです。
とはいえIT畑で仕事をするようになって、ほとんど字を書かなくなるというお決まりのパターン。

万年筆といえばギフトの定番なのかもしれませんが
かつては万年筆を使っていたりしたので嬉しいもんです。

たまたま仕事場で使っている鉛筆がステッドラーだったのですが
そういうところに気づいて選んで頂いたかと思うと頭があがりません…
(まして、特にこだわっていてステッドラーの鉛筆を使っているわけではなく、家にあるのがそれだけだったからなんでことは口が割けても言えませぬな)

念のためステッドラーについて軽く…

お伝えしておきますと、ステッドラーは老舗の高級筆記具メーカーです。
1835年創業ですので、180年近く歴史があるわけです。

ニュルンベルクでヨハン・セバスチャンというオジサンが創業したのですが
社名の由来にもなっている、祖先のフリードリッヒ・ステッドラーは、現存している鉛筆の中で、「世界最古の鉛筆」を製造した者としてニュルンベルク市役所の資料にその名が残されているんだそう。

にしても、ドイツの筆記具は「モンブラン」「LAMY」「ペリカン」と名店が多いですね、ほんとに。

ステッドラーのリグヌム万年筆ですが木目調なのがシビレますわ

高級文具のいいところでもあり、困るところ。
この紙袋がね、型もしっかりしていて袋から出すのがいつも惜しいな−とか思ってます

こういうケースにも安っぽさがないですよね。
apple信者がよく「開封の儀」と称してレビューしているときにパッケージをべた褒めしていますが
その通りだと思います。

 

ブランド体験というものは最初の顧客接点から始まっていて、
一気通貫していないといかん

 

というのがよくわかりますよね。

美しいしつらえ。
手触りがよくて、頬にスリスリしたくなるくらいです。はい。

この箱から出してしまうのが惜しい。

おさまりが非常によいです。アタリマエですがすっぽりはまってます。
なぜか、ふと「せまいところや穴にはまりたがる猫」の姿が頭をよぎります。

2013年スタートのSTAEDLER PREMIUM

ステッドラーが2013年に新たにスタートした高級筆記具ラインのブランドがステッドラープレミアム。

木目調といってもいかにもな感じがなく、洗練された印象を受けます。
そして何より握った時の、こう、指の付け根にかかる感じが手触りがよくて…もうね。

また、デジタル化が進む今日だからこそ、
人の手とこだわりの筆記具から生まれる温もりを大切にして欲しいという思いから、
“ステッドラープレミアム”は誕生しました。
不変の優雅さと、優れた正確さ、世界の筆記品質を併せ持つ
“ステッドラープレミアム”をどうぞお楽しみください。 ステッドラープレミアム公式HPより

こういうブランドメッセージがファンを作るんでしょうね。
時代性をよく捉えていますねぇ。多分みんなついつい人に話してしまうでしょね。

気品が漂うこのデザイン。

万年筆にハマるひとは、ひとつこの万年筆の持つ見た目の美しさがあると思います。

ただ僕がこのステッドラーの万年筆を気に入った理由は、
シックすぎないところです。

いかにも「万年筆」といったこれみよがしな高級感がなく、
それでいて爽やかな装いなところ。

 

(ちなみに僕が木造建築が好きだから、こういう木材っぽい感じなものを選んでくれたようです。)

トレードマークのマルスヘッドさんも健在

兵士の頭部をあしらったステッドラーのシンボルマーク「マルスヘッド
ステッドラー製品の中でも特に品質の優れた一部の製品のみ使用しています。
(とはいてどのプロダクトにもついている気がするような…)

リグヌムはコンバーター式の万年筆

ステッドラー万年筆は今回コンバーター式です

万年筆にはコンバーター式とカートリッジ式というものがございまして。
まあわかりやすく言えば、インクカートリッジを交換するか、はたまたインクカートリッジにインクを注ぎ足していくかの違いでしょうかね。

このままクルクルっとして、きゅぽんっとすればもう書けるんです。

久しぶりにいい筆記具で字を書くと、もう止まらない。

いや、字を書くこと自体久方ぶり。
にしてもやはり万年筆の書きやすさといったら、、。

ただずっと字を書いているだけで楽しいって、なんでしょうね。

大人になってからこれだけ没頭できるものがあったか、と言いたい。

testaro

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