夏になると避暑で軽井沢に行かれる方、多いと思います。
あの涼しい環境で過ごしていると、どこか緑に囲まれたお店で
美味しいものを食べながらゆっくり過ごしたいなとか思いません?
思いますよね。
せっかくの避暑地ですもん。
testaroもそう思っておりました。
で、先日軽井沢に行ってきた時にそんな願いを叶えてくれるお店と出会いました。
今日はそのレポートを書いていこうかと思います。
そのお店の名は「御厨」(みくりや)といいます。
昨年8月にオープンしたばかり。
軽井沢の情報をまとめているmie-kichiさんのブログを参考に訪ねました。
御厨のロケーション
千住博美術館のほど近く。国道18号線塩沢の交差点手前を測道に入り脇道へ。
林の中を進むとすぐに開けた所へと出ます。
そこにひっそりと佇む「御厨」さん。
小高い木々に囲まれていて、お店が隠れています。
下手をすると最初は気づかないで通り過ぎてしまうかもしれません。
まるで大人の隠れ家といったところでしょうかね。
緑の深い庭、玄関までのアプローチがとてもクラシカルな雰囲気を出しています。
御厨は築130年の古民家を改装
御厨の魅力の一つ。
それは古民家をリノベーションしたその風貌。
味わいがあり、落ち着きがある空間。
それでいながら、ダウンライトが設置されたり所々にモダンな手の入れ方をしています。
ただ、お店の広さの割にはずいぶんと大きい建物だなと感じました。
お店の入り口も正面の玄関というよりは縁側からといった感じですし…
一体どういうことか。
…
実はこの建物は、御厨ではなく「軽井沢HUB緑友荘」という建物なんです。
「軽井沢HUB緑友荘」とは、塩沢のこの地にあった築130年の空き古民家を町の有志で再生し、
文化発信の拠点•交流の場にしようと手がけたの施設のこと。
1階はセミナールーム•ビジターセンター•食堂となっており、イベントの開催等で利用。
2階の4室をオフィス用として賃貸しております。
元々が民家なので、1階に厨房設備が残っているためそれを有効利用しようと
飲食店を営むオーナーを募集をかけておりました。
そういった経緯で御厨は「軽井沢HUB緑友荘」の厨房を利用した店舗になります。
テラス席も設けられており、ここではペット同伴で食事をすることも可能です。
混雑していなければ、店内かテラス席好きな方を選ぶ事も可能です。
とろろ汁御膳と抹茶アイスのあんみつ
御厨のランチのメインメニューは御膳が2種類。
- とろろ汁御膳
- 本日のお魚御膳
testaroはとろろ汁御膳を頂きました。
とろろ汁、煮物、小鉢、お漬け物そして田舎汁にごはんというラインナップ。
ごはんは別におひつに入って出てきます。
このごはんですが、かまどで炊いておりこのお店の売りにもなっています。
お味は絶品。
みそ仕立てのとろろがまた相性がよく、濃すぎず薄すぎずの絶妙な味で丁寧に作っていることがよく伝わります。
こちらは抹茶アイスのあんみつ。色合いがとても鮮やかで食べるのがもったいないくらいでした。
あいがも農法で作られたごはんはとても美味しい
ごはんがおひつで別出しなのは、先程の通りですが、このごはんがたまらなく美味しいんです。
ポイントは3つ
- あいがも農法
- かまど炊き
- 木曽ひのき
あいがも農法とは、水田にカモを放して虫や草を食べてもらい、農薬散布をせずお米を育てる農法です。
御厨では、あいがも農法にて収穫したあいがも米をかまどで贅沢に炊いております。
これだけでも美味しそうなのに、このごはんを木曽ひのきのおひつに入れる事で更に旨味が凝縮しております。
そして、おかわり自由。
みずみずしく、けど柔らかすぎず。
とても濃い味と、かすかに感じるひのきの香り。
ごはんだけで食べてもとても美味しいので一杯目はごはんのみで頂きます。
(多少冷めても味が落ちません!)
二杯目以降はとろろをかけて頂きますが、ごはんととろろがお互い味負けしません。
結局、おひつ二杯分は頂きました。
美味しいごはんだとこんなにも食べれるものなのかと感じた次第です。
御厨(mikuriya)
長野県北佐久郡軽井沢町長倉727
0267-46-2234
7:00~17:00
10月末まで1日程度、以降冬季休業
完全禁煙
軽井沢HUB緑友荘HPはこちら