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やりたいことも好きなこともない人が取るべき3つのアクション


やりたいことが見つからない。
好きなことなんてない。
打ち込めるものもない

 

毎日何かに夢中になっている人を羨ましく思ったり、
自分にも昔はあったはずなのになんで無くしまったんだろうとか。

 

そういう風に考えてしまうってこと多いですよね。
枯れたなーなんて思いながら。僕もご多分に洩れずこうなってました。

 

そんなことばかり考えている自分自体にもなんとなく笑えてしまったりとか
思春期のことを後で振り返って、思春期だったなー。笑 なんて思いますが、
それと同じように、自分探し時代ね、笑 とかなりそうだななんて思ってました。

 

「好きなことをとことんまで突き詰めれば」だとかなんだとかいうけれど
それは「寝食を忘れて打ち込めるほどに好きなもの」があればのお話。

なのでともかく開き直ることにしました。

 

もしかしたら似たようなことを感じている人に少しは役に立てるかな?なんて思いつつ書いてみます。

好きなことをやりきることがみんなにとっての美徳ではない、ということにした

やりたいことを見つける必要はあるのか、やりたいことを見つけている人は幸せなのか

そもそも論として、こんなことを思いました。

 

やりたいことを見つけるのって本当に必要なの?
やりたいことをやり続けるというけれど、やり続けている人は本当に幸せなのかなぁと。

 

というのは、早くに熱中できるものを見つけた人は確かにうらやましくはあるものの、
そのせいで出会わなかったコトやモノもあるんじゃないのかなーと。

世の中には知らないことがたくさんあって、
なんかその可能性を閉じてしまうのって本当にもったいないよねと思いまして。

 

そう思うとむしろまだそういうものに出会っていないのって
ラッキーなんじゃないかなんて思ったりもして。

 

僕も音楽にハマっていた頃とかありましたけど
そのまま音楽だけしてたら、いわゆるふつーの仕事の楽しさは知れなかったのかなーなんて思うと、
そのままハマってなくてよかった、と思います。

 

 

で、そう思うとですね、

そもそも、やりたいことなんてフツー変わるものなんじゃないの?

なんて思うようになってきたんですよね。
時の流れに身を任せ、川の流れに身を任せ。

 

で、大切なのは、そういうもんだから、別にいいじゃんと思う気概が必要で。
やりたいことを見つけられていない自分を責める必要もないし、急ぐ必要もない、と。

 

圧倒的自信を持って、機が熟していないだけと思うようにすればいいと。

 


もしかしたら行き着くゴールは一つなのかもしれないけど、
そこまでの道は一本道では無くてもいいんじゃないかな。

 

と、ちょっとヒーリングちっくに思ってみたり

開き直るしかないと思っています。

 

別に一つのことを突き詰めなきゃいけないなんてことはないし、
カーネルのおじさんだって、ケンタッキーやり始めたの老いぼれになってからだっていうし、
もういいじゃん、それで。みたいな。

 

先のことなんてようわからん。

 

どこで何が起きて、何が何と繋がるなんてわかっちゃもんじゃないし。

 

人生は「進化していくもの」であって、とするとある程度成長すると進化するもんで。
ただ、何に進化するかはわかってないんじゃないかな。

 

アウストラロピテクスだってネアンデルタール人だって、まさか二足歩行してスマホ使うようになるとなんて思ってなかっただろうし、

滝を登れば龍になるなんて思ってなかっただろうし、

陸に初めて上がった魚だって、よしそろそろ足生やすかなんて思ってなかったはず。

そう思うとですね、「よし、これになる」って決めていること自体が実に滑稽にも思えてくるんですよね

ではどのようにすれば良いか。それは・・・・

焦るな。

 

ただそれだけだな、と。
ただやりたいことを見つけるということ自体の努力であったり、
やりたいことに出会った瞬間が来た時に飛び込める準備だけはしておかないといけないなと思っています。

つまり、来たるべきその時のための戦闘力だけは高めておこうと。笑

やりたいことがない人が取るべきの3つのアクション

❶まずは目の前のことに邁進する

兎にも角にもこれに限るのかなと。
目の前に起こりうること、降って来たことをただひたすらにこなす。

 

一生懸命に取り組む。

 

一生懸命というとちょっと違いますかね。

修行だと思って、昨日より今日、今日より明日ってことだけを意識してやるように悟る。
きっと将来何かに繋がる、多分意味があるからこれをやっているんだ、と自分を洗脳してでも、目の前のことを上手くやることに集中する。
しょうがないですよね、それ以外今やることないんですから。笑

 

 

ジョブズが前に言ってました、connecting the dotsって。
今やすっかり有名になってしまったスタンフォード大での演説にこんな一説があります。

You can’t connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards.
So you have to trust that the dots will somehow connect in your future.
You have to trust in something――your gut, destiny, life, karma, whatever

Because the believing the dots will connect down the road, it gives you confidence to follow your heart.
将来に向かって、点と点を結びつけることはできません。後で振り返った時にしか、つなぎ合わせることはできないのです。
だから、とにかく点と点が将来、どこかで結びつくことを信じなくてはなりません。
自分の直観、運命、人生、カルマ、それらを信じなくてはならない。
だから、我々はいまやっていることがいずれ人生のどこかでつながって実を結ぶだろうと信じるしかない

大学を中退しても、興味の赴くまま授業に潜り込んでいたそうで、カリグラフィーの授業を受けてたそうなんですね。そこで、飾り文字を学び、文字を組み合わせた場合のスペースのあけ方、すなわち文字を美しく見せることを知ったそうです。

 

で、10年後Macintoshを開発する時にそれを思い出して、macにつぎ込んだと。それがなければ「フォント」なんて概念はPCになかったかもしれないですからね。

 

高校生の頃、英語の授業で先生が教材にしていてました。まだipod touchが出たばかりの頃ですかね。
まだまだmacを使っている人があまりいなかった頃ですよ、スタバもlet’snote族が跋扈していた頃。

 

あの頃は、ふーん、いいこと風なこと言ってるねとかしか思っていませんでしたが、今見ると沁みて来ますね。

 

❷やっていることを好きになる・得意になる

それから、やっていることを好きになるってのも一つの手かと思っています。
これはなかなか難しいかもしれませんが、ある程度、時間軸に比例する部分もあるんじゃないでしょうか。

 

好きでもなかった人を好きになってしまうように、情が移ってくるというか・・・。

 

僕は、やりたくもなかったコンサル的な仕事をして、分析ばっかして嫌気が指してましたが、今は苦でもなんでもないし、むしろ仮説を立てて、それを分析して当たった時に気持ちよく感じてしまうくらいなんで、人ってわからないものです。

 

これまた時間が経つにつれ、得意に昇華してくると思います。
好きになって、やってれば人より得意になるタイミングは遅かれ早かれやってきます。
そういう状況になったら、周りの人からも質問を受けたり頼られたりなんかして、まんざらでもなくなってくるかもしれません。

 

少なからず何かの「変化」が訪れることは間違いないと思います。

 

❸ちょっとでも触れてみる。一日5分でも。

自分の中にくすぶっているもの、前は気になっていたけど無意識に蓋をしてしまっているもの、きっとあるはずです。

 

そういうものがなんとなく思いついたら、一日5分、いや3分でもいいから触れてみましょう。

 

掃除をし始めるとしたくなるのとおんなじで、そうしていると自然とそうなってくるんじゃないかと思っている節もあります。
し、よく朝のランニングを始めるためにはまず「ジャージに着替えて外に出る」ということだけして、まずはそれを習慣化するって言うじゃないですか?

同じじゃないですか??

それでいくなら1日1回、そのものに触れる、あるいは目に入れるくらいでも十分だと思うんですよ。

だってよく「好奇心を持ったものは、すぐにチャレンジしてみましょう!」なんて言いますけど、そんな行動力ないですわ。

これくらいなら出来そうかなーと思って、僕はやってます。
結構やるの忘れますが、ま、いいかと思いながら。

別にやってみたいことが変わるなんで全然OKだと思うんですよ。
だってそもそも、僕らの身体は毎日細胞分裂して、排泄して、血も巡ってるんですから、生物学的に見ても、昨日の自分と今日の自分だって違うじゃないですか。

 

じゃあ興味の対象が変わっても、昨日言ってることと違ってもおかしくないよね。

 

だって別人だもの。

 

あとは、とりあえず少し休んでみよう。

僕が劇的に効果があったのは実はこれ。笑

 

ちゃんと休みを取るようにしました。
そして意識的に仕事のこととか考えていることを忘れるようにしました。

 

別に疲れを感じていた訳でもないし、気持ちが塞がっていた訳でもないですよ?

 

でも、それも何か「変化」をつけようと思って、思い切り遊んでみたりしたり。
思い切ってそうやってみたら、結構変わるんですよね、視野が。

 

やっぱり、知らないところで疲れが溜まっていたり、刺激を受けなくなっていたりして
鈍感になっているんだと思うんです、感受性というか。
なんども言うように、やりたいことがない場合、何かが心の琴線に触れるまで待たないといけないんです。
でも自分の中の琴線がそもそもサビ付いてたら・・・さ、というお話です。
花を咲かせるには、タネを蒔かないといけません。
それも、どれが咲くかわからないから、たくさん蒔かないといけません。

で、咲いた花を選べばいいかなと。笑

でも、そのためにはまず土を育てないといけないですからなあ。
芽が出ることを焦らず、犬も歩けば棒に当たる的に生きていくといいんじゃないかと思います。

役に立つかもしれない本

・クランボルツ
キャリア心理学の大家的なクランボルツの著作。「計画された偶発性理論」と呼ばれる「キャリアの8割が予期しない出来事や偶然の出会いによって決定される」という説が有名なお方の本です。
プランドハプンスタンスなんて呼ばれています。

・仕事は楽しいかね

testaro

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