こんにちは、testaroです。
すっかり秋めいてきましたね。
天気が崩れがちで冷え込む日も多くなってきましたが、懲りずににかき氷を食べに行って参りました。
向かった先は国立市にある「たいやきや ゆい」さん。
店主の由井尚貴さんのお名前から取ったとても素敵なお店です。
物腰も柔らかくとてもにこやかな方で、こちらもつられてにっこりしてしまいます。
夏季限定ということもあって10月までのかき氷営業なんですが、 最終日の10月13日に伺いました。
たい焼き屋さんであり、パン屋さんであり、かき氷屋さん
ゆいさんは夏季限定のかき氷屋さんです。
期間はおおよそ6月〜10月。
では、それ以外の期間はどうしているのか… 実は、ゆいさん3つの顔を持っております。
それは、
- たい焼き屋さんの顔(たいやきやゆい)
- パン屋さんの顔(パンとお菓子mimosa)
- かき氷屋さんの顔(たいやきやゆいのかき氷)
「たいやきやゆい」さんは本当は、なんと屋台のたい焼き屋さんなんですよ!
リヤカーに屋台を乗せ、カフェや八百屋の軒先で営業されているんです。
国立市内で曜日ごとに場所を変えて販売していると。。
で、店舗を構えてやっているのが「パンとお菓子mimosa」さん。
ミモザさんのお菓子は、国産小麦・なたね油・甜菜糖など植物性のものだけ。
奥さんが経営されているそうです。
このミモザさんの店舗が夏限定でかき氷屋さんに変身するのであります。
夏だけは二人で全力でかき氷へ力を注いでいると。
ご主人が屋台を引いて、たい焼き屋さん。
奥様がパン屋さん。
そして夏は二人でかき氷屋さん。
なんだか素敵なご夫婦ですよね。
東京•西東京エリアという土地柄から地元の方が多いのか、常連さんばかりのご様子。
「また来年もよろしくお願いします」
「こちらこそお願いしますー」
とまるで年末かのような挨拶が飛び交う。
なかには、お店の写真をポストカードにしてプレゼントするお客さんもいて、
「あーいいなあ」とほっこりしました。
こうした、街のひとつになっている、街の風景に溶け込んでいるお店はとっても好きなtestaroであります。
たいやきやゆいのかき氷
「たいやきやゆい」のかき氷は、丁寧に手動式のかき氷機で削り、ふわっとした氷に自家製のシロップをかけたかき氷。
氷自体も毎日調達するというこだわりよう。 毎朝、その日使用する分の氷を立川に買いに行かれるとのこと。
まるで、毎朝市場に行くお寿司屋さん。そういう職人魂、個人的には大好きです。
•さつまいものかき氷 さつまいもをペーストしたシロップがたっぷりと乗っております。
濃厚でありつつも、でも軽い舌触り。 芋自体の甘みなのか、とっても甘いお味です。
シロップは氷の中部、底部にもかかっており、食べ進めていっても味が薄まることはありません。
•紅玉りんごミルクのかき氷 こちらが「紅玉りんごミルクのかき氷」。
りんご本来の味がすると言われている貴重な品種の紅玉をこれでもかと使っております。
深い紅色の果肉が美しい!
果汁も多く、果肉も引き締まっています。酸味も強くてとてもすっきりしたお味。
店内の様子
ひとつひとつ由井さんの手によって丁寧に削られます。
右手でハンドルを回し続け、左手のお椀に氷を盛っていく。
そのお椀の角度や回し方の微調整がなんとも職人気質!
とてもかわいいスタンプカードがございます。
そういえば、かき氷店でこういうの珍しいですよね。
ショップカード風ですし。(実際裏面はショップカードになっておりました)
色付きのスタンプを押されていくので、ポイントがたまっていく程
シロップがかかっているように見えてくるという遊び心。たまりませんねえ。
◎国立駅からは徒歩20分ほどかかりますので、国立駅南口1番乗り場からのバスが便利です。
郵政正門前で降りると近いです。※立川駅行きのバスは郵政正門前には停まりませんので、ご注意ください
たいやきやゆいのかき氷
東京都国立市西2−19−2ヘリオス国立1−B
042-505-6210
11:00~18:00
火曜定休
駐車場無し(二輪•自転車用スペース有)
http://taiyakiyayui.jugem.jp