いまや「ゴーラー」なんて言葉があるとは知りませんでした。
かき氷好きのことをそのように呼ぶそうです。。
さて、三茶のかき氷喫茶「バンパク」さん。
実は、そのゴーラーであった伏野さんという若い女性が、好きが講じて作り手に転向してオープンしてしまったお店なんです!
私自身、「かき氷好き」を自負しており、また三軒茶屋という街も結構好きなんですが、全く知りませんでした…
大変恥ずかしい思いです。。
実は最近、にっぽん氷の図鑑 [ 原田泉 ]という、昨今のかき氷本の中ではかなり質の高いムック本が出ているのですが、それを買ってパラパラ眺めていて見つけたのが「バンパク」さんでした。
祝日(海の日)明けの火曜ということもあって、この日はかき氷店は軒並み定休日が多かったんですが、「バンパク」さんはやっている!そして知らなかったお店!ということで、即その足で向かいました!
かき氷「バンパク」さんは三軒茶屋駅徒歩3分!
さて、そんなゴーラーな伏野亜紀さんがopenした「バンパク」は、「マボロシ」というBarを借りて昼間だけ営業する独特のスタイル!
店構えはスナックとかバーなのに、かき氷の暖簾がかかっているのが秀逸。。
が、とてもいいアイデアだなあと思いました。。
バーが営業するのは基本的には夜のみで、昼間は店を使用していない。
一方、かき氷店とはいえ、新たな物件を探して出店するには、居抜き物件だとしても開業資金はバカになりません。。
登記とか法律上どうなってるのかは分かりませんが、変則的なワゴンショップとも言えるこの形態なら、リスクは限りなく減らせるな、と。。
とまあ、ムズカシイ話は置いといて…
お店の中は、当然ですが、このようにバーのそのまんまの作りになっています。。
「バンパク」のかき氷メニュー!
元プロゴーラー(そんな言葉があるかは知りませんが)であるだけあって、メニューはとっても多作!
2015年2月にお店を構えて以降も、かき氷を食べに3時間並ぶこともあるそうで…
チョコミントやキウイなど変わり種も多く、これらは地元・和歌山の食材をシロップに使いたいという思いからだとか。。。
兎にも角にも「バンパク」のかき氷の味は、この伏野さんの「かき氷の好み」がよくわかるような気がします!
ということで…
なんだか部活のマネージャーが作ってくれそうな…笑
でも味は絶品!はちみつの味がほんのり少しだけするのが、とてもいい!
そして見た瞬間分かる氷の柔らかさ…
口に入れると、ふわっと溶けてくのがなんとも儚い。。
ありそうでなかったメニューです。。
なんでしょう、いちご自体たしかに甘過ぎないんですが、杏仁とうまく相殺していて、見た目によらず意外とさっぱりと食べやすい。
しかしまあ氷の管理が丁寧ですね。
世の中「天然氷、天然氷」騒いではいますが、氷の扱いが上手ければ、純氷と天然氷の違いなんて気になりません。。
し、僕には分かりません。笑
特に、氷の温度調節さえちゃんとしてれば、別に「頭がキーンとなる」ってのは防げますから。(天然氷だからならないとかではなく…)
その点、バンコクさんはものすごくしっかり温度管理されていると思います。
かき氷を食べていて、「冷たい!」とは思わないですし、普段は口の回りが冷たくなるんですが、今回はあまりなりませんでした。
なにより口に入れるとすぐ溶けるのがその証拠。。
3つも食べんなよ!って話ですが、混み始めたのでおかわりは諦めて店を後にしたんですが、夕方に我慢出来ずに再訪してしまいました…。
「忘れ物ですか?」と聞かれたのがなんとも恥ずかしい。。笑
で、かき氷ですが、写真では伝わらないですが、ほんとにキレイなんです。。
色も見た目も。
綺麗に丸っこい形をしていて、いい意味で「若い女の子がつくった」 っという感じ!
1杯ずつ作り終えてから、次のお客のオーダーを聞くというそのスタイルを見れば、その丁寧な仕事ぶりは十分わかります。。
で、こちらが最後に梅ヨーグルト。
まさに夏ぴったりな清涼感のあるさっぱり系のかき氷!
流行りの甘いスイーツ系かき氷だけでなく、こういうのをおさえているあたり個人的にはかなり評価高めです。。
また、梅とヨーグルトという一見合わなそうなチョイスも、クリームチーズとかサワークリームのようで全然気になりません!!
恐らくは同世代であろう、若い女性がオーナーということもあり、応援していきたいと思えるお店でした!
今後、お店の人気がもっと出てきて、人がごった返してくると、パニックになったり大変だとは思いますが、いまの丁寧な作り方を続けて欲しいなと、願ってます。
かき氷喫茶『バンパク』
- 住所:東京都世田谷区太子堂4-25-5
- 不定休
- 12時〜18時
[…] 出典www.mstp.info […]
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[…] 出典: http://www.mstp.info […]
[…] 引用:TET […]